「共謀罪」強行採決から1年!サウンドデモで廃止アピール !

海度雄一弁護士が集会であいさつ

海度雄一弁護士が集会であいさつ

2017年6月15日いわゆる「共謀罪」が国会で可決された。そして共謀罪成立から約1年、4月7日、東京・新宿柏木公園にさまざまな団体・個人が集まり「表現の自由を!権利のための行動」が行われた。

最初に主催者を代表してアムネスティ・山下さんがあいさつ。

共謀罪が国際的な論議でも人権を侵害する懸念があることを指摘。それにもかかわらず昨年、強行して採決・成立させた政権・与党を批判。

そして政府を批判することで抑圧されることが世界で見られるが、日本でも起きようとしている、人の権利と尊厳が守られる社会は表現の自由があってこそ実現するのです、と語り。その実現を奪う法律はあってはならない、萎縮ぜずに、共謀罪廃止の声を挙げていこう、と訴えた。

約500人が集まった柏木公園内の集会の後は新宿西口の駅前を通って新宿西口公園までデモを行った。先頭は「未来のための公共」のサウンドデモでアピール。市民団体・労働組合が続く。

「共謀罪廃止」「憲法を守ろう」「原発止めろ」などがコールされたが、やはり盛り上がったのは「安倍はやめろ」であった。歩道から手を振る人やデモに加わる若者も多く、街頭の反応がよいデモであった。最終的には700を超える人々が集まった。(本田一美)

安倍やめろとの横断幕でアピール

デモはさまざまな人々が参加していた

デモはさまざまな人々が参加していた

以下はあいさつの動画