思想 Archive

元号に対抗する思想― 元号を使用することは権力・権威への追随となる

1.国家機関と自治体機関の書類は、すべて元号で年月日が書かれ、国民・住民の提出する国家機関と自治体機関への書類は、すべて元号で年月日を記入しなければならないようになっていることは、そのようにしないと受け付けてもらえないの […]

いまの息苦しさを打ち破る!…表現の自由を市民の手に 全国ネットワーク設立集会

7月13日(土)文京区民センターで「表現の自由を市民の手に 全国ネットワーク設立集会」が開かれ約100名が参加した。集会は各地の「表現の規制」問題や事件など現場からの報告、問題提起、メッセージなどの後、武蔵野美術大学教授 […]

オリンピックおことわり!…反五輪のイベント開催

東京オリンピックまであと一年となった7月21日に「祝賀資本主義とオリンピック」というシンポジウムが早稲田大学で開催され100名以上が参加した。主催はFO研究会(代表伊藤守)。最初に総合司会の鵜飼哲さん(一橋大学教員)が「 […]

上野誠の版画と戦争責任

戦時中の画壇の状況と上野誠 東京国立近代美術館には153点の「戦争記録画」が収蔵されている。2007年に発行された「戦争と美術」のその大半の画像が収録されているので見ることができる。これらの絵を見れば戦争中日本の画家が雪 […]

日本国憲法から見た天皇制度とその改変―天皇による『生前退位』の違憲性

以前、天皇の「お言葉」から生前退位の実現へと進んだことは天皇元首化への道であることを説いたが、5月1日の天皇の交代に関してあらためて憲法違反であることを再説したい。 天皇の「生前退位の声明」は憲法違反である 日本国憲法か […]

生前退位による天皇「代替り」の問題点

2月11日の建国記念の日に柏市で<2019「建国記念の日」反対!2.11東葛集会>が開かれ、伊藤晃さんの講演があった。同じ建物では日本会議主催の建国記念の日の祝賀会も開かれていたようだが、立場の違う集会が同じ場所であるの […]

元号いらないし使いません…改元をめぐる状況を探る

今さかんに「平成最後」というフレーズがマスコミで飛び交っている。2019年に予定されている天皇代替わりのイベント(!)に向けて、盛んに煽っているとしか思えないのだが、時代区分を強調したり、特別視して意味を付与するのは御免 […]

高橋哲哉さんが語る「いまの状況をどうみるか」

3年前から企画しインタビューを3回続けてきて、それを書籍化したのが、高橋哲哉 前田朗『思想はいまなにを語るべきか ? 福島・沖縄・憲法』(三一書房 2018年)だ。7月15日(日)に東京・港勤労福祉会館において出版記念会 […]

日本人だったコリアンたちの満州…『満州戦線』

流山児★事務所の「満州戦線」という舞台が7月11日から16日まで東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。韓国の現代演劇の作家であるパク・グニョンの作品第2弾であり、「満州戦線」は、満州で五族協和を信じ、日本人として生きた […]

7/7戦争を始めた日 国会前市民集会2018

7月7日は日中戦争が始まった日だ。侵略戦争に関わっていない戦後世代の日本人にも、同じ過ちを繰り返さない責務と、そして侵略を始めた日にこそ、アジア太平洋の人々に向けて不戦を誓う必要がある、との想いから、昨年に続きかつての陸 […]