歴史は消せない-飯田市平和祈念館の731部隊展示をめぐって

2022年5月、長野県飯田市に平和祈念館がオープンした。しかし市民から祈念館に寄せられた戦争の遺品や証言のうち、県内出身の元731部による「証言パネル」等の展示が拒まれていると、信濃毎日新聞などが報じた。 731部隊の展 […]

イラク戦争から20年(1)子どもたちの絵画や写真で振り返る

2003年3月20日に米国がイラクへの攻撃に踏み切った。今年(2023年)はそれから20年にあたる。そんな折に東京・神保町「文房堂ギャラリー」で写真や絵画などでイラクの過去・現在を辿る『JUSTPEACE! イラク戦争か […]

東京大空襲から78年。見えない「平和祈念館」を視る 

3月はなにかと心が落ち着かない月となった。3月といえば桜も咲こうかという年度末であり、新年度の準備で忙しい人がいるのは当然なのだが、記憶としては東日本大震災の3.11があり、郷里が福島なので当時の何とも言えない不安感がし […]

3.1朝鮮独立運動をあらためて考える

3月1日(水)午後6時から新宿西口で3.1朝鮮独立運動104周年キャンドル行動が行われた。2019年の3.1朝鮮独立運動の100周年集会が開催されて以来、毎年開催されている行動だ。宣伝カーの上でなりぞうさんが唄い、さらに […]

強制労働(徴用工)被害者を踏みにじる日韓政府

2023年3月6日、韓国政府は韓国で強制労働(元徴用工)をめぐる訴訟について、日本企業が命じられた賠償金を韓国の財団が肩代わりするという「解決策」を発表した。 この強制労働(徴用工)裁判については1990年代に日本の大阪 […]

尹東柱の生まれた場と時を考え、朝鮮移民の暮らしを振り返る

2月19日に「公開講演会 詩人尹東柱とともに・2023」がオンラインで開催された。植民地下の朝鮮から立教大学に留学し、短いながらも学生生活を過ごした詩人尹東柱(ユン・ドンジュ)は韓国で国民的詩人としてよく知られている。 […]

日米のおこなう南西諸島軍事化を跳ね返そう!

2月9日、文京区民センターにて「共同テーブル」主催の連続シンポジウム「新しい戦前にさせない」の第1回目が開催され、約200名が参加した。共同テーブル代表の佐高信氏があいさつ、その後にフォークシンガーの小室等さんとこむろゆ […]

安保関連3文書は、憲法の「平和的生存権」を壊す

敵基地攻撃能力保有の閣議決定に反対する市民集会 1月31日、衆院第1議員会館において敵基地攻撃能力保有を含めた「安保3文書」の閣議決定に反対する集会がひらかれた。改憲問題対策法律家6団体連絡会と「9条改憲NO!全国市民ア […]

韓国の「検事独裁政権」で朝鮮半島の対立は激化する

1月22日に渋谷区勤労福祉会館において「反戦・改憲阻止!国際連帯1・22集会」が開催された。講演は池田五律さん(戦争に協力しない!させない練馬アクション)の「新しい国家戦略の正体」と迫田英文さん(アジア共同行動日本連絡会 […]

薄れゆくオモニの記憶と済州島の出来事

墨田区の菊川駅(都営新宿線)に、ミニシアター映画館「Stranger(ストレンジャー)」がある。2022年7月オープンで、このあたりには珍しいおしゃれでセンスの好いハコだ。そこで2022年の邦画セレクションの特集があり、 […]