2026沖縄・安保・天皇制を問う4.28&29連続行動報告

文京区民センターで4.28「沖縄デー」集会
集会:沖縄から「昭和100年」を考える
4月28日(火)の午後6時半から、文京区民センターで4.28「沖縄デー」集会――沖縄から「昭和100年」を考えるが開かれた。講師は、米須清真さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)。主催は、沖縄・案パ・天皇制を問う4.28&29連続行動実行委員会。機動隊・公安警察が入口を封鎖する入りにくい中、90人の参加者が詰めかけた。
米須さんは、「沖縄では、天皇制が伝統ではなく外来の近代化装置として機能してきた。沖縄の基地化は、安全保障政策に加えて、感情・象徴・主体形成の問題として持続している。日本人が支配することによって琉球人が従属させられる権力関係の構築が植民地化である。」と話し始めた。
また、「天皇制は、沖縄において《・統治の正当化装置 ・周縁への暴力集積を不可視化する装置 ・時間・空間・身体を組み替える主権装置》として作動してきたと語った。
その後のレジュメのタイトルを上げると、Ⅱ 天皇制の「外部」――琉球の国家祭祀、Ⅲ 琉球併合のプロセス――冊封から「処分」へ、Ⅳ 「逃れる」系譜――琉球救国運動・徴兵忌避、Ⅴ 沖縄戦――ネクロポリティクス(死政治)の空間装置、Ⅵ 琉球男性の主体形成と帝国的マスキュリニティ装置、Ⅶ 戦後天皇制と「沖縄の犠牲の安保埋め込み」、Ⅷ 日琉同祖論批判――時間・空間・身体をめぐる主権政治、Ⅸ フラクタルな征服戦争――遺骨収奪、龍柱の向きの改変、沖振法、避難計画、Ⅹ 結語として、天皇制・日米安保体制は徹頭徹尾、日本人の日本人による日本人のための制度である。植民地化戦争は反復されるプロセスであり、姿形を変えながら拡張を続ける。琉球・沖縄は、このことに耐えられない。したがって、日本人による支配を切断するプロセスが開始されると語った。
琉球の国家祭祀制度から、日本の琉球併合・支配、戦後天皇制と沖縄の問題点を様々な学者や活動家の理論・見解を引用しながら話された。その後、30分間以上にわたる質疑にも丁寧に答えてくれた。

講師の米須清真さん

「昭和100年記念式典」反対!の横断幕を掲げてデモ行進
「昭和100年記念式典」反対!デモ
4月29日(水)午後1時から、反「昭和の日」・「昭和100年記念式典」反対デモが、西神田公園を出発地に行われた。主催は、沖縄・安保・天皇制を問う4.28&29連続行動実行委員会。
出発前に、主催者からのあいさつ(難波さん)、「国旗等損壊罪」反対連絡会の伏見さん、戦争・治安・経験NO!総行動+αの池田さん、天皇制の女性差別問題を研究している桜井さんからお話があった。
また、連続行動実行委員会の新さんが、4月23日に内閣府に申入れた緊急共同声明「特定の価値観を押し付け多様な見解を排除する『昭和100年』政府式典の実施と『国旗損壊罪』制定をしないでください」を読み上げ、午後1時半過ぎ、デモに出発した。
数人の右翼がデモ当初からデモ隊に殴りかかろうとへばりつき、靖国通りでは街頭右翼集団が執拗にデモ隊に暴力を振るおうと近づいてきたが、デモは毅然と貫徹された。靖国神社下には日の丸や旭日旗を掲げる数十名の右翼も待っていたが、8月15日に比べると極少数だった。90名の参加でデモは貫徹された。
(文・写真 吉田晃)

公園でシュプレヒコール
