戦時中 Archive

上野誠の版画と戦争責任

戦時中の画壇の状況と上野誠 東京国立近代美術館には153点の「戦争記録画」が収蔵されている。2007年に発行された「戦争と美術」のその大半の画像が収録されているので見ることができる。これらの絵を見れば戦争中日本の画家が雪 […]

強制徴用被害者たちが当該の日本企業資産を差し押さえに

5月1日、日本製鉄(現新日鉄住金)および不二越の強制動員被害者代理人団は「新日鉄住金が所有したPNR社の株式19万4794株(額面価基準9億7400万ウォン)の売却命令の申請を大邱(テグ)地裁浦項(ポハン)支院に、不二越 […]

韓国・光州市役所で日本企業の徴用工被害者・遺族らが訴訟へ

かねてより韓国の強制動員被害者訴訟を支援する運動体が、過去の日本企業の強制動員に対して集団訴訟を行う、と表明していたが、この度、光州市で勤労挺身隊おばあさんと共にする市民の会と民主社会のための弁護士会(民弁)光州・全南支 […]

九条俳句と昭和の俳句弾圧…自由な言葉・表現で抵抗する!

『芸術と憲法を考える連続講座』の第14回が2月16日(土)に東京芸術大学の上野キャンパスで開かれた。タイトルは「表現の自由を求めて-昭和俳句弾圧事件と九条俳句訴訟-」で、九条俳句訴訟は2014年に埼玉地域の句会で詠んだ俳 […]

父は南京虐殺の「幸存者」…南京大虐殺81カ年2018年東京証言集会

12月12日(水)水道橋・全水道会館で「南京大虐殺81カ年2018年東京証言集会」が開かれた。主催はノーモア南京の会などが参加する実行委員会。 集会は主催者を代表して田中宏さんがあいさつ。証言と講演が続いた。証言は常小梅 […]

日本政府・企業は韓国元徴用工の訴えを受け止めろ!

11月11日水道橋のスペースたんぽぽで、「強制動員問題解決と過去清算のための共同行動」結成集会が開かれ、日本各地から80人が参加した。 「強制動員問題解決と過去清算のための共同行動」は、8月に韓国で植民地支配の清算と日本 […]

兵士から見た「アジア・太平洋戦争」の現実

11月の3と4日、川崎市平和館において「第26回川崎・横浜平和のための戦争展2018」が開かれた。主催は、地域の市民たちに戦争を伝える活動をおこなっている団体で、登戸研究所保存の会、日吉台地下壕保存の会、川崎中原の空襲・ […]

沖縄の少年兵「護郷隊」…一億総特攻の尖兵

「護郷隊」(ごきょうたい)については、映画『沖縄スパイ戦史』で教えられたが、それ以前のテレビでも採り上げ放送されていたことが、迂闊にもわかった。2015年8月11日にNHKスペシャルの枠で「あの日、僕らは戦場で~少年兵の […]

沖縄戦の知られざる側面…映画『沖縄スパイ戦史』

第二次世界大戦末期、米軍が上陸し、民間人を含む20万人余りが死亡した沖縄戦。第32軍・牛島満司令官が降伏する1945年6月23日までが「表の戦争」なら、北部ではゲリラ戦やスパイ戦など「裏の戦争」が続いた。作戦に動員され、 […]

日本人だったコリアンたちの満州…『満州戦線』

流山児★事務所の「満州戦線」という舞台が7月11日から16日まで東京・下北沢のザ・スズナリで上演された。韓国の現代演劇の作家であるパク・グニョンの作品第2弾であり、「満州戦線」は、満州で五族協和を信じ、日本人として生きた […]