評論 Archive

東京大空襲から78年。見えない「平和祈念館」を視る 

3月はなにかと心が落ち着かない月となった。3月といえば桜も咲こうかという年度末であり、新年度の準備で忙しい人がいるのは当然なのだが、記憶としては東日本大震災の3.11があり、郷里が福島なので当時の何とも言えない不安感がし […]

3.1朝鮮独立運動をあらためて考える

3月1日(水)午後6時から新宿西口で3.1朝鮮独立運動104周年キャンドル行動が行われた。2019年の3.1朝鮮独立運動の100周年集会が開催されて以来、毎年開催されている行動だ。宣伝カーの上でなりぞうさんが唄い、さらに […]

安保関連3文書は、憲法の「平和的生存権」を壊す

敵基地攻撃能力保有の閣議決定に反対する市民集会 1月31日、衆院第1議員会館において敵基地攻撃能力保有を含めた「安保3文書」の閣議決定に反対する集会がひらかれた。改憲問題対策法律家6団体連絡会と「9条改憲NO!全国市民ア […]

韓国の「検事独裁政権」で朝鮮半島の対立は激化する

1月22日に渋谷区勤労福祉会館において「反戦・改憲阻止!国際連帯1・22集会」が開催された。講演は池田五律さん(戦争に協力しない!させない練馬アクション)の「新しい国家戦略の正体」と迫田英文さん(アジア共同行動日本連絡会 […]

反靖国・反天皇制。そして運動のなかで再会した…

反靖国闘争、反天皇制運動を伴走されてきた高橋寿臣氏(享年70)が2019年に亡くなられたが、この度友人たちの手で遺稿集が出版された。遺稿集には靖国問題、天皇制の動向、全共闘運動、10.8羽田闘争、非常勤講師組合のたたかい […]

「南京大虐殺85年」から日中関係を考える

2022年は日中国交正常化(1972年)から50年であった。残念ながら日中間でそれを慶賀する動きはなかった。歴史認識として日本政府は日本が行なった対中国戦争を侵略戦争であったことを明確にせず、日本の戦争を美化する靖国神社 […]

人柱にされた「特攻」を考える

12月18日に中野区産業振興センターで『川端康成と「特攻」没後50年に思う』というタイトルで講演会が開かれた。講師は作家の多胡吉郎さん。主催はABC企画委員会。 集会のチラシに主旨があるので紹介しよう。「2020年は川端 […]

沖縄・南西諸島を戦場にさせないために

11月22日、東京大田区で「戦争させない1000人委員会・東京南部」の主催の「辺野古新基地反対!沖縄の民意を無視するな、沖縄・南西諸島を軍事基地化するな、戦争への道、防衛費2倍化反対!」山城博治講演会が開催された。約15 […]

池澤夏樹さんを迎えて「沖縄のいま、メディアのいま」を語りあう

10月29日(土)にオンラインで「復帰50年 沖縄のいま・これから――沖縄にとって日本とは何か/メディアは何をすべきか」というシンポジウムが開かれた。主催は日本ジャーナリスト会議(JCJ)。 出席者は基調提言に作家の池澤 […]

改憲基準の考察―改憲の限界を確認する

[岸田改憲]来襲・3 ==================== 第26回参議院議員選挙(2022年6月22日公示・7月10日投開票)は、改憲の「関ケ原」となり、岸田改憲陣営は、非改選議員との合計で、改憲の発議に不可欠の参 […]