オスプレイも横田基地もいらない―基地周辺で集会・デモ

横田基地いらない、と横断膜でアピール

横田基地いらない、と横断膜でアピール


10月7日に福生市市民会館大ホールにて「横田基地もいらない! 沖縄とともに声をあげよう 10.7市民交流集会」が開かれた。

当日は基地めぐりと映画『標的の島 風かたか』上映、午後には「基地機能を強化し続ける横田基地と米軍の戦略」の主催者報告があり、パネル討論では、「横田基地周辺住民750人のアンケートで8割の人が『オスプレイ配備計画に不安がある』と回答したこと。『騒音で窓も開けられずテレビも聞こえない』との声も多く寄せられ、「米国と北朝鮮が威嚇し合う中で戦闘になれば激しい結果になる。衝突は避けなければならない」などと報告し討論した。その後は「9条まもれ」「オスプレイいらない」「戦争法は今すぐ廃止」「憲法変えるな政治を変えろ」などと訴えて市内と、横田基地に隣接する国道16号沿いをデモ行進した。

横田基地については10月11日に米軍機と自衛隊機の夜間・早朝の飛行差し止めと、騒音被害の賠償を国に求めた「第2次新横田基地公害訴訟」の判決で、東京地裁立川支部がこれまでの被害として国に総額約6億1千万円の賠償を命じた(飛行差し止め請求や、将来生じる被害に対する賠償は認めなかった)。
  
日常的に大型輸送機や偵察機、オスプレイが飛来しているが、それは情報が明らかにはなっていない。また飛来するだけではなく飛行訓練・空中訓練なども行われて、周辺住民に不安を与えている。
(編集部)

国道16号沿い入り横田基地前を通るデモ隊

国道16号沿い入り横田基地前を通るデモ隊


横田基地第2ゲート入り口で基地関係者への抗議の申し入れ

横田基地第2ゲート入り口で基地関係者への抗議の申し入れ