評論 Archive

ジョン・ラーベの住んでいた家を訪ね、南京の安全区をあるく

■南京を旅する–1 ラーベについて知ったのは映画の『ジョン・ラーベ 〜南京のシンドラー〜』(2009年)だった。ジョン・ラーベは、ドイツ人でジーメンス社員でナチ党員。南京陥落時は支社長で、南京の安全区委員会の […]

政党と政治はどこへ向かうのか。ネットの影響と護憲・改憲の意味

12月8日に北千住の千住介護福祉専門学校講堂にて「第19回憲法カフェ」が開かれた。政治学者の五野井郁夫さんを迎えて「選挙結果から日本の政治を考える」と題する講演があった。主催は千住九条の会。 五野井郁夫さん(高千穂大学・ […]

「平和的生存権」から平和憲法の原点をとらえなおす

憲法ネットの発足7周年の記念講演会が11月17日にオンラインで開催された。報告者は稲正樹さん(元国際基督教大学教員)で「憲法の軍縮平和主義の原点から見た平和主義の現況―『自衛のための実力の保持・行使』に関する憲法研究者の […]

安保法制は戦争法だ! 裏金政治を終わらせて平和を構想しよう!

安保法制の強行採決から9年となった2024年の9月19日、東京・日比谷野外音楽堂で「theEND自民党政治 戦争法廃止!裏金政治を終わらせよう!日比谷集会&デモ」がおこなわれた。主催は総がかり行動実行委員会と9条改憲NO […]

101年目の関東大震災大虐殺追悼と人災の記憶を未来に伝えるということ

お盆を過ぎて月末に近づくと天気が崩れてくる。夏の終わりを感じるときで、雨の日が続いたりする。今年は台風が北上した。そんななか関東大震災から101年目を迎えた2024年、朝鮮人虐殺の問題は依然として燻り続けている。 昨年は […]

台湾出兵150年――日本の琉球支配・アジア侵略の端緒

4月28日に「植民地支配責任を考える─4・28『沖縄デー』集会」が文京区民センターで開かれ、駒込武さんの「台湾植民地支配責任を問い直す―帝国の狭間で翻弄されてきた人々の声に耳を傾ける」という講演があった。主催は沖縄・安保 […]

戦時下の「日本の哲学」=天皇制国家のイデオロギーを体験する

東京都現代美術館で「ホー・ツーニェン エージェントのA」という美術展が開催されている(2024年7月7日まで)。 ホー・ツーニェンは、シンガポール出身で東南アジアの歴史的な出来事、思想、個人または集団的な主体性や文化的ア […]

群馬の森朝鮮人追悼碑撤去は「壊憲」するための地ならし

<歴史修正主義とたたかうために 『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』出版記念会> 4月6日にとしま産業振興プラザ多目的ホールにて<歴史修正主義とたたかうために 『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』出版記念会>が開催され、80 […]

第五福竜丸ビキニ事件は日本への原子力導入の引き金となった

日本パグウォッシュ会議の公開連続講座の第4回「忘却に抗うメディアの役割ービキニ水爆被災70周年に寄せてー」が3月23日(土) オンラインで開催された。講師はジャーナリストの金平茂紀さん。主催は以下の3団体、日本パグウォッ […]

軍隊と戦争の経験が垣間見える――神奈川における関東大震災朝鮮人虐殺

3月26日(土)13時半より、明治学院大学白金校舎にてプライム公開研究会がおこなわれた。「関東大震災時の朝鮮人虐殺、新資料から読み解く」と題して、姜徳相・山本すみ子共編『神奈川県関東大震災朝鮮人虐殺関係資料』(三一書房発 […]