アート Archive

ジョン・ラーベの住んでいた家を訪ね、南京の安全区をあるく

■南京を旅する–1 ラーベについて知ったのは映画の『ジョン・ラーベ 〜南京のシンドラー〜』(2009年)だった。ジョン・ラーベは、ドイツ人でジーメンス社員でナチ党員。南京陥落時は支社長で、南京の安全区委員会の […]

袴田巌さん再審無罪。残酷な死刑制度は今すぐ廃止せよ!

10月13日(日)星陵会館において「響かせあおう死刑廃止の声2024」が開催された。袴田巌さんの再審無罪の判決を勝ち取った袴田ひで子さんがオンラインで挨拶をされ、弁護団事務局長の小川秀世さんの講演があり、その後は死刑囚の […]

101年目の関東大震災大虐殺追悼と人災の記憶を未来に伝えるということ

お盆を過ぎて月末に近づくと天気が崩れてくる。夏の終わりを感じるときで、雨の日が続いたりする。今年は台風が北上した。そんななか関東大震災から101年目を迎えた2024年、朝鮮人虐殺の問題は依然として燻り続けている。 昨年は […]

漫画で知る満蒙に送られた青少年たち ―内原郷土史義勇軍資料館

1931年に日本は満州事変を起こし「満州国」をつくった。そして、太平洋戦争敗戦時まで「満蒙開拓団」(満蒙=満洲と内蒙古の意味)と呼ばれる農業移民の入植者たちが国策として満州へ送り込まれた。正確なデータは存在しないが、一説 […]

子どもの眼に映ったジャワ島日本軍抑留所の日常

1971年に裕仁天皇が欧州を訪問したときにいちばん反応が厳しかったのがオランダだった。車列に魔法瓶が投げつけられ、抗議行動が繰り広げられた。さらに明仁天皇が2000年のアムステルダムの戦没者記念碑の追悼に訪れたときも、抑 […]

戦時下の「日本の哲学」=天皇制国家のイデオロギーを体験する

東京都現代美術館で「ホー・ツーニェン エージェントのA」という美術展が開催されている(2024年7月7日まで)。 ホー・ツーニェンは、シンガポール出身で東南アジアの歴史的な出来事、思想、個人または集団的な主体性や文化的ア […]

群馬の森朝鮮人追悼碑撤去は「壊憲」するための地ならし

<歴史修正主義とたたかうために 『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』出版記念会> 4月6日にとしま産業振興プラザ多目的ホールにて<歴史修正主義とたたかうために 『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』出版記念会>が開催され、80 […]

国立西洋美術館でパレスチナ人虐殺反対・抗議行動

東京上野の国立西洋美術館で川崎重工に対する抗議行動・パフォーマンスがあった。2024年3月11日、「国立西洋美術館」で開催された「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の内覧会で、パレスチナでのイスラ […]

国策の戦争アニメ『桃太郎 海の神兵』を分析する

日本初の長編アニメーション映画である『桃太郎 海の神兵』(1945年)は瀬尾光世(せおみつよ 1911-2010)が監督した作品で、海軍省がスポンサーとなり、それまで制作上の問題や予算、スタッフ確保などが解決され、その結 […]

横浜事件をたたかって…。「治安維持法」を告発する

2023年12月19日~24日まで西武池袋線の江古田にあるギャラリー古藤で「治安維持法の時代を考える 横浜事件・生活図画事件・植民地弾圧」という企画展が開催された。 これは横浜事件の国賠訴訟の原告であった木村まきさんの企 […]