本・書評 Archive

混迷する政治社会のなか 憲法の原則 理念 再生の手引となる一冊
安倍政治以後も日本の対米従属、軍事大国化、新自由主義、地方の疲弊、格差と分断は止まらない。さらに排外主義や差別をあおる風潮は加速している。いかに憲法の理念を取り戻し、どのように「不断の努力」をしていくのか、そのための一助 […]
11/10/2025
0

軍都としての王子・滝野川 そしてベトナム反戦のたたかいの記憶
【戦後80年「戦争」の展示を見に行く―2】 「平和のための北区の戦争展」は、1995年から北区の市民有志や市民団体、労働組合などが実行委員会をつくり主催・運営されてきた。今年で30回となり、北とぴあ地下1階展示ホールで […]
14/9/2025
0

戦後80年「戦争」の展示を見に行く―1
今年2025年、戦後80年はおそらく多くの戦争にまつわる展覧会が開催されるだろうと思ってサイトなどをチェックしていた。 東京アートビート(https://www.tokyoartbeat.com/)というサイトでは特集し […]
10/9/2025
0

あのヒロシマを視る・撮る・映る ふたつの写真展
広島についての写真展を観た。1つは「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」で、広島市の原爆の惨状とその後を記録した新聞社などの報道機関が所有している資料を集成して写真160点、映像2点を公開。東京都写真美術館で8月17日ま […]
24/8/2025
0

声を上げた日本人「慰安婦」を演じる 「マリヤの賛歌-石の叫び」
日本人の従軍慰安婦であった城田すず子さんの生涯を原案とした一人芝居「マリヤの賛歌-石の叫び」が上演された。7月21日の埼玉・吉川市中央公民館で「三郷吉川ぶんかむら」によるイベントであった。キャストなど当日のチラシから以下 […]
10/8/2025
0

パラオ・沖縄・東京 戦中・戦後を生き抜いた
沖縄で生まれ、家族でパラオに移住、そして戦後は沖縄へ帰還した女性の生涯をまとめた冊子が出版された。『渡久地芳子さんオーラルヒストリー「私の生きたパラオ・沖縄(大宜味/コザ)・東京」』(渡久地芳子さんのお話を聴く会:発行 […]
7/7/2025
0

沖縄戦の国家責任を問う 徴兵・破壊・PSTD 民間被害者救済のために
6月21日(土)13時より東京弁護士会館2階クレオにて「2025沖縄シンポジウム 沖縄とともに ―慰霊の日を迎えて―」が開かれた。主催は東京弁護士会。集会のチラシを引用しよう。「――平和主義を掲げ日本国憲法をもつ現代に […]
29/6/2025
0

日本軍の人体実験と細菌戦 731部隊をめぐる映画・ドラマ
ヤフーニュース(共同通信 2025年4月30日)によれば、「731部隊を題材にした映画が中国で7月31日に公開される予定だが、戦後80年の節目に合わせた上映で中国国民の対日世論が悪化するのではないかと、日本政府関係者は注 […]
12/6/2025
0

緊急に国会前で座り込み 日本学術会議を壊す法人化を廃案へ!
日本学術会議を法人化する法案について、それまでの学術会議任命拒否の理由を明かさずに、政府の意向に沿わない組織を解体しようとの意図が明確となってきた。たとえば、会員の解任について新たに設けられる規定をめぐり、衆院審議で担当 […]
10/6/2025
0

焼け跡・戦争責任・米軍基地 画家たちの戦後と平和・労働運動
第14回九条美術展が5月4日から10日まで上野の東京都美術館で開催された。この美術展は憲法問題に捉われず、自由に創作した作品を発表している公募形式の美術展だ。憲法九条を守り生かすという一点で結集した美術家たちが、2004 […]
20/5/2025
0
