本・書評 Archive

未熟な日本として済ませられない『南京写真館』未公開の現実

2025年は戦後80年だったが、さまざまな戦中の問題は継続したままだ。むしろ「新しい戦前」の議論のほうが活発だった気がする。戦争責任と植民地責任にきちんと向き合ってこなかった日本社会が問われているのだろう。 昨年の夏に中 […]

戦争に向かわせた国家権力への告発 画家・山下菊二の軌跡

この3月に中村宏と山下菊二を観ることになろうとは…。ここに池田龍雄を加えると、かつて3人展を開いたこともあるルポルタージュ絵画の仲間だ。 山下菊二は(1919~1986年)戦前・戦後の日本に向き合った画家だ。没後40年と […]

鈴木裕子さん講演「共存共栄・天皇制否定」よみがえる金子文子の思想

2月21日(土)文京シビックセンター4階にて、<終わりにしよう天皇制!「天皇誕生日奉祝」反対2・21集会>が開かれて約90名が参加した。主催は、「紀元節」と「天皇誕生日奉祝」反対する2.11&2.21連続行動実行委員会。 […]

戦後の革命的状況から絵を描きつづけた画家・中村宏

2026年1月8日、画家・中村宏が93歳で逝去した。中村宏というと出版社の現代思潮社を思いつく。最初の画集である『望遠鏡からの告示』が現代思潮社から出版されたからだが、また、そこで出された本の多くが中村宏の絵を使っていた […]

今こそ日中共同声明を活かそう! 米国従属日本の転換を

2月11日(水)の午後、柏市豊四季台近隣センターにて、「建国記念の日」反対!2.11東葛集会が開かれた。集会タイトルを《台湾危機で日中戦争!? 今こそ「日中共同声明」を活かそう》として孫崎亨さんの講演があり、全体で40名 […]

日本人はいつから中国と中国人を蔑視してきたのか

高市政権への支持率が高いという。なぜ支持率が高いのかは複合的なものだろうし、マスコミやSNSの影響もあるだろう。人気の理由のひとつに「外国人政策を厳しくする方針に期待する」というものがあるが(―沖縄の米軍基地に適応してほ […]

共同で絵を描くことで「原爆の体験」を次世代へと継承する

川崎市岡本太郎美術館で「戦後80年《明日の神話》 次世代につなぐ 原爆×芸術」展が7月19日(土)から10月19日(日) まで開催された。 見どころとしては島市立基町高等学校・創造表現コースの高校生たちが描いた「次世代と […]

混迷する政治社会のなか 憲法の原則 理念 再生の手引となる一冊

安倍政治以後も日本の対米従属、軍事大国化、新自由主義、地方の疲弊、格差と分断は止まらない。さらに排外主義や差別をあおる風潮は加速している。いかに憲法の理念を取り戻し、どのように「不断の努力」をしていくのか、そのための一助 […]

軍都としての王子・滝野川 そしてベトナム反戦のたたかいの記憶

【戦後80年「戦争」の展示を見に行く―2】  「平和のための北区の戦争展」は、1995年から北区の市民有志や市民団体、労働組合などが実行委員会をつくり主催・運営されてきた。今年で30回となり、北とぴあ地下1階展示ホールで […]

戦後80年「戦争」の展示を見に行く―1

今年2025年、戦後80年はおそらく多くの戦争にまつわる展覧会が開催されるだろうと思ってサイトなどをチェックしていた。 東京アートビート(https://www.tokyoartbeat.com/)というサイトでは特集し […]