本・書評 Archive

袴田巌さん再審無罪。残酷な死刑制度は今すぐ廃止せよ!

10月13日(日)星陵会館において「響かせあおう死刑廃止の声2024」が開催された。袴田巌さんの再審無罪の判決を勝ち取った袴田ひで子さんがオンラインで挨拶をされ、弁護団事務局長の小川秀世さんの講演があり、その後は死刑囚の […]

日の丸は消された!ベルリン五輪に「日本人」として出場した朝鮮人選手

日本で「パリ五輪」がいまいち盛り上がらなかったとも言われている。それでも7月26日の開会式のフランス革命を模した演出に賛否両論が噴出したり、判定に物議を醸したり、国旗を間違えたりと話題には事欠かないようだ。 1936年の […]

子どもの眼に映ったジャワ島日本軍抑留所の日常

1971年に裕仁天皇が欧州を訪問したときにいちばん反応が厳しかったのがオランダだった。車列に魔法瓶が投げつけられ、抗議行動が繰り広げられた。さらに明仁天皇が2000年のアムステルダムの戦没者記念碑の追悼に訪れたときも、抑 […]

戦時下の「日本の哲学」=天皇制国家のイデオロギーを体験する

東京都現代美術館で「ホー・ツーニェン エージェントのA」という美術展が開催されている(2024年7月7日まで)。 ホー・ツーニェンは、シンガポール出身で東南アジアの歴史的な出来事、思想、個人または集団的な主体性や文化的ア […]

群馬の森朝鮮人追悼碑撤去は「壊憲」するための地ならし

<歴史修正主義とたたかうために 『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』出版記念会> 4月6日にとしま産業振興プラザ多目的ホールにて<歴史修正主義とたたかうために 『検証・群馬の森朝鮮人追悼碑裁判』出版記念会>が開催され、80 […]

軍隊と戦争の経験が垣間見える――神奈川における関東大震災朝鮮人虐殺

3月26日(土)13時半より、明治学院大学白金校舎にてプライム公開研究会がおこなわれた。「関東大震災時の朝鮮人虐殺、新資料から読み解く」と題して、姜徳相・山本すみ子共編『神奈川県関東大震災朝鮮人虐殺関係資料』(三一書房発 […]

山辺昌彦さんが語る「全国の平和博物館の現状から見た 飯田市平和祈念館の特色と課題」

3月7日に731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会・第23回がオンラインで開催された。学習会では2023年11月に飯田市で行われた講演の録画映像を観て、その後は山辺さんも交えて交流した。 飯田市では平和記念館が2022年にリ […]

証言から紡ぐ「特攻と覚醒剤」そして日本軍の実相が見えた

第7回わだつみ会オンライン連続講座が2月23日に開催された。講師に相可文代さん(『ヒロポンと特攻』著者、元大阪府中学校社会科教員)を迎え、「ヒロポンと特攻」という内容での講演があり、その後は質疑応答・意見交換をおこなった […]

朝鮮の植民地支配責任とレイシズム―3.1運動から現在まで

2月25日(日)文京区民センターにおいて3.1朝鮮独立運動105周年集会が開催された。集会は「戦争反対!日米韓軍事同盟化を許さない! 植民地主義を清算し平和な東アジアを!」と題され、約160名が参加した。主催は「3・1朝 […]

国策の戦争アニメ『桃太郎 海の神兵』を分析する

日本初の長編アニメーション映画である『桃太郎 海の神兵』(1945年)は瀬尾光世(せおみつよ 1911-2010)が監督した作品で、海軍省がスポンサーとなり、それまで制作上の問題や予算、スタッフ確保などが解決され、その結 […]