Monthly Archive:: 12月 2016

平和のため南京の追悼を国家の式典に―南京大虐殺79カ年 東京証言集会

12月15日(木)韓国YMCA9階にて「南京大虐殺79カ年 東京証言集会」が開かれた。今年はビデオ取材による上映となった。南京での安全区の敗残兵狩りの実相を語るものであり、南京の街中を当時の場所を探して歩くところを交えて […]

「私の弟は目の前で投げられて、銃剣で…!」―2016年 アジア・フォーラム横浜証言集会

太平洋戦争の開戦というと真珠湾攻撃が想起されるが実際にはそれに先立ってマレー半島のコタバルなどに上陸して対英作戦を展開していた(『第二次世界大戦(二)-真珠湾前後-』編集:軍事史学会 1992年) 。これについては今だに […]

歴史の闇に葬られそうな事実を掘り起こす―ドキュメント映画『抗い 記録作家 林えいだい』

「歴史の教訓に学ばない民族は、結局は自滅の道を歩むしかない」――林えいだい 試写を見たのは初夏のころで、その力作ぶりに感動した。林さんの本を読んではいても、お会いしたことはありません。映画ではあったが林さんの日常から垣間 […]

さようなら! 福沢諭吉。1万円札の顔を変えよう! 

通り過ぎるばかりで、なかなか留まってもくれない福沢諭吉さん、あなたはどうして庶民の財布では黴菌のように増殖せずに、現社会のあらゆるジャンルの価値観にはがん細胞のように増殖しているのだい? 天は人の上に人を造らず、人の下に […]

「現場に目を・証言に耳を」――日韓ジャーナリストの対話・特別授業参加記

11月20日に行われた「秋のJCJジャーナリスト講座」の一環である特別授業「日韓ジャーナリストの対話」に参加してきました。幼いころ、白金小学校ー高松中学校に過ごした宿六にとっては懐かしい場所での特別授業はエキサイティング […]

戦後世界と日本のこれから――考えるためのいくつかの本

世界的に近代化の臨界ともいうべき問題が噴出しているような気がします。アメリカ大統領選挙でのトランプ現象や欧州の難民問題、イギリスのEU離脱などこれまで理念的に正しいとされてきたことが、あからさまに利害をむき出しにした「本 […]

「登戸研究所」成り立ちと地域を知る―スタンプラリーも開催中!

秋も押し詰まった11月20日に、この時期としては気持ちの良い晴天の日に生田の明治大学校舎へと足を運んだ。「生田祭」で華やいでいるなか登戸研究所についての講演・イベントがあるからだ。 登戸研究所とは旧日本軍が秘密戦(スパイ […]