東海第2原発はいらない! 松戸で再稼働反対の集会・デモ

一文字づつのパネルでアピール

大石光伸さんが東海原発の現状とその危険について報告した
6月7日(土)の14時に、松戸西口公園に東葛地域の各市の7つの反原発団体が集まって、東海第2原発の再稼働反対に反対する集会とデモを行った。主催は、東海第2原発いらない!東葛アクション(7団体の連絡組織)。
主催者あいさつの後、東海第2原発差止め訴訟の原告団共同代表の大石光伸さんが東海原発の現状とその危険について丁寧にスピーチしてくれた。日本原電が運営している東海原発は福島第一原発爆発事故以来14年以上止まっており、原発の運転経験がない職員ばかりになり、原子炉を動かす技術はない。安全点検もお金がないからと省いていて、部品の老朽化による小さな事故が度々起こっている。東海原発に事故があったときには、東葛地域が避難場所の一つになっているが、100kmしか離れていない東葛地域(福島原発の半分の距離)は放射能汚染地帯になり、東葛地域の住民自身が避難しなければならないところであり、避難先などにはならない。など具体的に、分かりやすく、東海原発の危険性を指摘された。
そして、東葛地区6市長への「東海第2原発再稼働に反対を求める要請書」を集会参加者一同で採択した。参加者93名。
その後、松戸駅西口から東口まで、「東海第2原発はいらない!」・「地震で壊れたオンボロ原発このまま廃炉!」・「手抜き工事のでたらめ原発今すぐ廃炉!」などシュプレヒコールを響かせて松戸駅を1周するデモを行った。
(文・写真 吉田晃)

「とめよう! 東海第二原発」の横断幕を掲げて

松戸駅周辺をデモ