管理強まる学校の卒業式 3.31卒業式総括集会

IKE Biz としま産業振興プラザでおこなわれた集会


3月31日(火)の午後、IKE Bizとしま産業振興プラザで、東京都立学校での卒業式の状況を確認する総括集会が行われた。主催は、四者卒業式・入学式対策本部(予防訴訟をひきつぐ会・被処分者の会・解雇裁判をひきつぐ会・再雇用2次訴訟をかたりつぐ会)。52名が参加。

司会の開会あいさつの後、四者卒・入学式対策本部長の川村さんから、今年の卒業式をめぐる状況について報告があった。
1:今年も卒業式では、「君が代」に着席で抗議する人を排除する体制が徹底され、処分者はいなかったようだ。

2:1.28に四者で卒業式を前に、都教委に10.23通達の撤回と卒業式での職務命令を出すな、処分を出すな等の要請を行ったが、一昨年までは出て来ていた広報統計課長すら出てこなくなった。

3:政府主催の「昭和100年記念式典」への都立高校生動員を止めるように申し入れ。

4:今年の卒業式の状況は、大きくは例年通りだが、徹底して都教委の指示通りに行わせようと細かく点検している。細かいことで毎年新しい指示項目を増やしているそうだ。

次に、「君が代」処分撤回弁護団の澤藤弁護士から、20年この裁判に関わってきて、時代状況は変わってきている。かつては戦後獲得した諸権利を守ろうとした運動だったが、現在は戦争を許さないために闘っている。「日本国憲法」の平和主義の精神を守る闘いになっている。

平松弁護士からは、今までは教職員・生徒たちへの「君が代」義務づけとの闘いだったが、「国旗損壊罪」は、国家への服従の押しつけとの闘いになると語った。

その後、「君が代」処分撤回第5次訴訟の原告から一人一人決意が語られた。

また、事務局からのアピールとして《「国旗損壊罪」の創設に反対の声をあげよう!》も出された。「君が代」処分撤回第5次訴訟の控訴審第2回口頭弁論が5月29日に行われるので、傍聴支援行動が呼びかけられた。

(写真・文 吉田晃)

「君が代」処分撤回弁護団の澤藤弁護士

「君が代」処分撤回弁護団の澤藤弁護士


国旗損壊罪」の創設に反対の声をあげよう! とアピールが出された