戦後史 Archive

韓国への輸出規制―排外主義に傾く安倍政権

日本政府は7月1日、韓国への輸出規制を強化すると発表した。今回、規制対象となる化学製品3品目は、韓国の基幹産業である半導体やスマートフォンのディスプレー製造に欠かせないものである。菅官房長官は「安全保障が目的であり、対抗 […]

ポストコロニアル文学の白眉、いまよみがえる小林勝

『禁じられた郷愁 小林勝の戦後文学と朝鮮』(原佑介著/新幹社)を読む  作家・小林勝(1927年〜1971年)は1950年台後半から1970年代初頭にかけて「フォード・一九二七年」(1956年)、「断層地帯」(1958年 […]

韓国が「元徴用工問題」提案―日本政府拒否、運動体も批判

韓国の強制動員被害者訴訟=「韓国徴用工問題」について、6月19日に韓国政府は、日韓企業が出資して原告に慰謝料相当額を支払う案を日本側に提示したと発表した。日本政府・河野太郎外相は「受け入れられない」と一蹴した。2018年 […]

強制徴用被害者たちが当該の日本企業資産を差し押さえに

5月1日、日本製鉄(現新日鉄住金)および不二越の強制動員被害者代理人団は「新日鉄住金が所有したPNR社の株式19万4794株(額面価基準9億7400万ウォン)の売却命令の申請を大邱(テグ)地裁浦項(ポハン)支院に、不二越 […]

日本国憲法から見た天皇制度とその改変―天皇による『生前退位』の違憲性

以前、天皇の「お言葉」から生前退位の実現へと進んだことは天皇元首化への道であることを説いたが、5月1日の天皇の交代に関してあらためて憲法違反であることを再説したい。 天皇の「生前退位の声明」は憲法違反である 日本国憲法か […]

韓国・光州市役所で日本企業の徴用工被害者・遺族らが訴訟へ

かねてより韓国の強制動員被害者訴訟を支援する運動体が、過去の日本企業の強制動員に対して集団訴訟を行う、と表明していたが、この度、光州市で勤労挺身隊おばあさんと共にする市民の会と民主社会のための弁護士会(民弁)光州・全南支 […]

生前退位による天皇「代替り」の問題点

2月11日の建国記念の日に柏市で<2019「建国記念の日」反対!2.11東葛集会>が開かれ、伊藤晃さんの講演があった。同じ建物では日本会議主催の建国記念の日の祝賀会も開かれていたようだが、立場の違う集会が同じ場所であるの […]

元第五福竜丸乗組員が語る…ビキニ被爆64年集会

9月22日(土)江東区・夢の島マリーナの会議室で「ビキニ被爆64年久保山愛吉忌―対談と映像の集い」が築地にマグロ塚を作る会の主催で開催された。 前日の23日は、第五福竜丸の船員の久保山愛吉さんが亡くなった日だ。1954年 […]

元号いらないし使いません…改元をめぐる状況を探る

今さかんに「平成最後」というフレーズがマスコミで飛び交っている。2019年に予定されている天皇代替わりのイベント(!)に向けて、盛んに煽っているとしか思えないのだが、時代区分を強調したり、特別視して意味を付与するのは御免 […]

平和のための埼玉の戦争展…地域ボランティアを束ねて開催

7月28日から30日まで埼玉県・浦和駅前のショッピングセンター・浦和コルソにて「2018年平和のための戦争展」が開催された。初日に台風が関東を直撃して影響が及ばないか心配されたが、期間中に延べ7000人が来場した。 比較 […]