記憶と言論と Archive

「南京大虐殺85年」から日中関係を考える

2022年は日中国交正常化(1972年)から50年であった。残念ながら日中間でそれを慶賀する動きはなかった。歴史認識として日本政府は日本が行なった対中国戦争を侵略戦争であったことを明確にせず、日本の戦争を美化する靖国神社 […]

人柱にされた「特攻」を考える

12月18日に中野区産業振興センターで『川端康成と「特攻」没後50年に思う』というタイトルで講演会が開かれた。講師は作家の多胡吉郎さん。主催はABC企画委員会。 集会のチラシに主旨があるので紹介しよう。「2020年は川端 […]

世界の核問題―グローバル被爆者という視点でみる

11月23(水)松戸市二十世紀が丘市民センターホールにおいて「核なき未来をどう拓いていくのか」と題して講演会が開催された。講師は竹峰誠一郎さん(明星大学人文学部人間社会学科教授・日本平和学会理事)。主催は松戸九条の会あり […]

沖縄・南西諸島を戦場にさせないために

11月22日、東京大田区で「戦争させない1000人委員会・東京南部」の主催の「辺野古新基地反対!沖縄の民意を無視するな、沖縄・南西諸島を軍事基地化するな、戦争への道、防衛費2倍化反対!」山城博治講演会が開催された。約15 […]

関東大震災時の朝鮮人等虐殺を表現することの懸念!

10月28日、厚生労働省にて「東京都人権部による飯山由貴《In-Mates》検閲事件」の記者会見が開かれた。登壇者は、飯山由貴(アーティスト)、FUNI(ラッパー/詩人)、外村大(東京大学教員)。司会は小田原のどか(彫刻 […]

池澤夏樹さんを迎えて「沖縄のいま、メディアのいま」を語りあう

10月29日(土)にオンラインで「復帰50年 沖縄のいま・これから――沖縄にとって日本とは何か/メディアは何をすべきか」というシンポジウムが開かれた。主催は日本ジャーナリスト会議(JCJ)。 出席者は基調提言に作家の池澤 […]

統一協会にお墨付きを与える「安倍国葬」

10月24日に参議院議員会館で集会が開かれた。主催は浅野健一さん、上野千鶴子さん、落合恵子さんなどを呼びかけ人とする<安倍「国葬」やめろ!実行委員会>で安倍国葬後の政治動向などが話し合われた。 安倍国葬反対の声と運動は社 […]

沖縄の「命どう宝」という言葉。その意識が大切

10月13日に「沖縄のいま、そして…」と題した集会が参議院議員の伊波洋一さんと元岩波書店社長の岡本 厚さん迎えてエデュカス東京で開かれた。主催は沖縄戦の史実歪曲を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会。 大江健三郎『沖縄ノー […]

天気予報がなくなった…「戦争と気象」を語る

戦争の惨禍を展示と講演や映画で伝える「平和のつどい2022in牛久」が9月17~24日、茨城県牛久市柏田町の市中央生涯学習センターで開かれた。 映画は、旧日本軍が建設した泰緬鉄道にまつわるドキュメンタリー「クワイ河に虹を […]

平頂山虐殺90年! 事件の究明と謝罪・弔いを

平頂山事件が起きた1932年9月16日から、今年はちょうど90周年にあたる。その日付に近い9月10日(日)に『平頂山事件90周年記念集会』が中央区月島社会教育会館4階ホールで開催された。主催は「『撫順』から未来を語る実行 […]