天皇制 Archive

反靖国・反天皇制。そして運動のなかで再会した…

反靖国闘争、反天皇制運動を伴走されてきた高橋寿臣氏(享年70)が2019年に亡くなられたが、この度友人たちの手で遺稿集が出版された。遺稿集には靖国問題、天皇制の動向、全共闘運動、10.8羽田闘争、非常勤講師組合のたたかい […]

「南京大虐殺85年」から日中関係を考える

2022年は日中国交正常化(1972年)から50年であった。残念ながら日中間でそれを慶賀する動きはなかった。歴史認識として日本政府は日本が行なった対中国戦争を侵略戦争であったことを明確にせず、日本の戦争を美化する靖国神社 […]

沖縄戦の住民被害は天皇制国家が元凶であった

「沖縄とともに―慰霊の日を迎えて」と題して2022年6月25日にZOOMによるオンラインによる沖縄シンポジウムが開かれた。東京弁護士会人権擁護委員会の藤川元部会長の司会で、東京弁護士会の井伊和彦会長の開会あいさつの後に、 […]

「サ講和」後70年の日本と「復帰」後50年の沖縄

戦後日本の枠組みを決めたサンフランシスコ講和条約(1952年発効)から70年、戦後は米軍統治下にあった沖縄が再度日本へと「復帰」(1972年)してから50年となる2022年、その二つをテーマとして集会が開かれた。4月28 […]

2.11を祝わない!民衆文化を見直そう

2月11日の「建国記念の日」に「2・11反『紀元節集会』&デモ」が行われた。文京区役所地下にある「アカデミー文京・リクリエーションホール」で13時半から集会が開かれ、96名が参加した。 主催はアジア連帯講座、反安保実行委 […]

「元首」天皇の宣告――西村宮内庁長官「拝察」問題の本質

はじめに 2021年6月24日、天皇・皇族の公的活動に関する事務を取扱う国家機関である宮内庁の西村泰彦長官は、定例記者会見で、徳仁天皇の東京オリンピック・パラリンピックへの関与に伴うその準備状況を問われ、次のように答えた […]

映画『狼をさがして』への極私的追想

友人が『狼をさがして』観に行くと言うので、私も気になることもあり一緒に映画を見ることにした。監督はキム・ミレ氏。釜ヶ崎での別な映画の撮影時に、偶然耳にした事件を映像化したとの事だが、すっかり平和ボケした私には襟を掴まれ揺 […]

君が代不起立への処分を跳ね返した根津公子さん

東京都立学校の卒業式で、君が代斉唱の際に起立しなかったとして、2009年に停職6カ月の懲戒処分を受けた元教諭の女性2人(根津公子さんと河原井純子さん)が処分取り消しを求め裁判を起こした。 2018年5月の東京地裁判決(一 […]

吉田裕さん「自分史の中の軍事史研究」

 2月1日の昼下がり、一橋大学・兼松講堂で吉田裕さん退官講演が行われました。レジュメは500部を用意したとのことですが、600人以上が来場、2階席へとの案内アナウンスが響きます。  開会挨拶は中野聡さんで、吉田裕さんの研 […]

韓国人靖国無断合祀・軍人軍属強制動員問題の解決を

1月20日(月)ノー!ハプサ第2次訴訟審の第1回口頭弁論が東京高裁101号法定でおこなわれた。その後18時半より港勤労福祉会館で「韓国人靖国無断合祀・軍人軍属強制動員問題の解決を!1.20集会」が開かれ、原告からのあいさ […]