運動史 Archive

あの時代を語る…「全共闘世代」の記憶を絆ぐ

1967年10月8日。佐藤栄作内閣総理大臣(当時)の南ベトナム訪問阻止を図った「三派全学連」を主体とする第一次羽田闘争は、その後過激化する学生運動の端緒となる事件だった。はじめてヘルメットやゲバ棒で武装した学生は羽田空港 […]

たたかいの稀有な写真郡『人間の住んでいる島』

古本屋で写真集『人間の住んでいる島』(阿波根昌鴻 自費出版 1982年)を見かけて購入したのは、さほど古いことではない。何度か引っ越しをして、その度に画集や写真集の類いをあらかた手放してしまったが、この『人間の住んでいる […]

櫛田民蔵というマルクス研究者の生涯

社会評論社から石河康国「櫛田民蔵 マルクス探求の生涯」(2021年4月2日)が発売されます。 櫛田民蔵(一八八五~一九三四)は、日本におけるマルクス経済学の開拓者である。その史的唯物論の探究は河上肇を瞠目させ、大内兵衛を […]

核や放射能の恐怖を訴え続けた大石又七さん

大石又七さんが亡くなられた。87歳だった。 1954年に米国が太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験で被曝(ひばく)した静岡のマグロ漁船「第五福竜丸」の元乗組員で、核廃絶を訴える活動を続けていた大石又七(おおい […]

君が代不起立への処分を跳ね返した根津公子さん

東京都立学校の卒業式で、君が代斉唱の際に起立しなかったとして、2009年に停職6カ月の懲戒処分を受けた元教諭の女性2人(根津公子さんと河原井純子さん)が処分取り消しを求め裁判を起こした。 2018年5月の東京地裁判決(一 […]

「日の丸・君が代」強制は人権侵害である

コロナウイルス対策で集会やイベントの中止・自粛が拡がり、安倍首相が27日に突然「全国小中高一斉休校」を要請するなか、3月1日(日)日比谷図書文化館千代田コンベンションホールにて、「日の丸・君が代」ILO/ユネスコ勧告実施 […]

オリンピックおことわり!…反五輪のイベント開催

東京オリンピックまであと一年となった7月21日に「祝賀資本主義とオリンピック」というシンポジウムが早稲田大学で開催され100名以上が参加した。主催はFO研究会(代表伊藤守)。最初に総合司会の鵜飼哲さん(一橋大学教員)が「 […]

ポストコロニアル文学の白眉、いまよみがえる小林勝

『禁じられた郷愁 小林勝の戦後文学と朝鮮』(原佑介著/新幹社)を読む  作家・小林勝(1927年〜1971年)は1950年台後半から1970年代初頭にかけて「フォード・一九二七年」(1956年)、「断層地帯」(1958年 […]

新天皇の「即位・大嘗祭」は憲法違反だ!

2019年4月30日に天皇が生前退位し、5月1日に皇太子が新天皇として即位することになっています。この日、「三種の神器」などの受け渡しの儀式がなされ、新天皇が「三権の長」に対して即位を宣言する儀式が行なわれます。また秋に […]

「砂川闘争」後の地域と平和を考える―米軍基地の「返還」を問う

沖縄・辺野古のような闘争がかつて東京にもあった。「砂川闘争」である。1955年に立川駅すぐそばにある米軍基地が、北へ拡張されるという計画が出た。その町が砂川町だ。町民は反対の総決起大会を開催し、基地拡張反対同盟を結成。町 […]