展示 Archive

山辺昌彦さんが語る「全国の平和博物館の現状から見た 飯田市平和祈念館の特色と課題」

3月7日に731部隊の史実を語り継ぐ連続学習会・第23回がオンラインで開催された。学習会では2023年11月に飯田市で行われた講演の録画映像を観て、その後は山辺さんも交えて交流した。 飯田市では平和記念館が2022年にリ […]

歴史は消せない-飯田市平和祈念館の731部隊展示をめぐって

2022年5月、長野県飯田市に平和祈念館がオープンした。しかし市民から祈念館に寄せられた戦争の遺品や証言のうち、県内出身の元731部による「証言パネル」等の展示が拒まれていると、信濃毎日新聞などが報じた。 731部隊の展 […]

東京大空襲から78年。見えない「平和祈念館」を視る 

3月はなにかと心が落ち着かない月となった。3月といえば桜も咲こうかという年度末であり、新年度の準備で忙しい人がいるのは当然なのだが、記憶としては東日本大震災の3.11があり、郷里が福島なので当時の何とも言えない不安感がし […]

人柱にされた「特攻」を考える

12月18日に中野区産業振興センターで『川端康成と「特攻」没後50年に思う』というタイトルで講演会が開かれた。講師は作家の多胡吉郎さん。主催はABC企画委員会。 集会のチラシに主旨があるので紹介しよう。「2020年は川端 […]

略奪文化財の返還を求める―侵略の歴史の清算を

4月21日(木)衆院第1議員会館の大会議室で日中国交正常化50周年企画として、「中国から略奪文化財の返還を求める緊急集会が」開かれた。主催は中国文化財返還運動を進める会。 本集会に先だち4月11日に衆議院第2議員会館で記 […]

消せない記憶―佐渡金山の朝鮮人労働者

日本政府は2月に新潟県の佐渡金山をユネスコの世界文化遺産登録に推薦した。韓国政府などから「強制労働の被害」の現場であると批判されて、一時は取りやめの検討されたが、自民党内部で求める声もあり推薦に転じた。3月28日には佐渡 […]

略奪文化財の原状回復を求める

ラジオを聞いていて、植民地から略奪された美術品を返却するニュースを流していた。ネットで確認してみると、朝日新聞で以下の記事を見つけた。 仏の略奪美術品、ベナンに返却へ 植民地支配の「戦利品」、像・玉座など26点(朝日新聞 […]

強制労働の歴史を隠蔽する長崎・軍艦島

長崎の軍艦島は「明治日本の産業革命遺産」として2015年に世界文化遺産に登録された。その展示について、2021年7月12日にユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産センターが朝鮮半島出身者を念頭に、同島に連行され労働を […]

ベルリンの「平和の少女像」をめぐって…根本はどこにあるのか

2020年9月28日にドイツ・ベルリンの公有地に設置された「平和の少女像」を巡って、日本政府は不適切だとしてドイツ政府に撤去を要請し、ドイツで論争となっている。 「ドイツ・ベルリンのミッテ区議会が、「平和の少女像」(写真 […]

死の商人くるな!日本初の武器見本市に抗議する

11月18日から20日まで、千葉県の幕張メッセで日本初の総合武器見本市「DSEI JAPAN」の開催が強行された。「武器見本市の開催は、戦争と武力による威嚇、武力の行使を永久に放棄し、陸海空軍その他の戦力を保持しない、と […]