アート Archive

映画『ペーパーシティ』東京大空襲の痕跡を探して

オーストラリア出身の映画監督エイドリアン・フランシスが東京大空襲を題材に製作したドキュメンタリー映画『ペーパーシティ 東京大空襲の記憶』(2021年製作/80分/オーストラリア)を渋谷の「シアター・イメージフォーラム」で […]

イラク戦争から20年(1)子どもたちの絵画や写真で振り返る

2003年3月20日に米国がイラクへの攻撃に踏み切った。今年(2023年)はそれから20年にあたる。そんな折に東京・神保町「文房堂ギャラリー」で写真や絵画などでイラクの過去・現在を辿る『JUSTPEACE! イラク戦争か […]

東京大空襲から78年。見えない「平和祈念館」を視る 

3月はなにかと心が落ち着かない月となった。3月といえば桜も咲こうかという年度末であり、新年度の準備で忙しい人がいるのは当然なのだが、記憶としては東日本大震災の3.11があり、郷里が福島なので当時の何とも言えない不安感がし […]

元少年死刑囚永山則夫、そして山上容疑者

東京・赤羽に「青猫書房」という素敵な本屋がある。赤羽というと大衆酒場と庶民の街というイメージだが、そんな住宅街のなかにこどもの本や絵本を揃えた本屋が現れる…と偉そうに書いたが、実はたまたま「第7回 永山則夫が残したもの」 […]

関東大震災時の朝鮮人等虐殺を表現することの懸念!

10月28日、厚生労働省にて「東京都人権部による飯山由貴《In-Mates》検閲事件」の記者会見が開かれた。登壇者は、飯山由貴(アーティスト)、FUNI(ラッパー/詩人)、外村大(東京大学教員)。司会は小田原のどか(彫刻 […]

大衆文化にみる日本の戦争―軍事教材や軍国美談、映像メディアでたどる「銃後の戦争」

夏になると戦争のドキュメンタリー映画が公開されたり、放送される。私はテレビを持っていないので、放送は見逃すというか見れないのだが、放送や映画の配信サービス(見放題のサブスクリプションサービス、いわゆるサブスクなのだが)が […]

踊りによる戦争の表現―現代舞踊「緑のテーブル」

高校時代の教科書だったと記憶しているが、演劇の歴史で奇妙な仮面を被ってポーズをとっている数人の写真があった。キャプションで「緑のテーブル」という文言が付されていて不思議な印象を受けた。 それからだいぶたって、ピナ・バウシ […]

統制下における反戦:表現・言論活動―広島を中心に

4月16日(土)午後1時30分より図書館九条の会の学習会が「マスコミへの圧力と表現の自由」と題して中央区新川にある日本図書館協会研修室で開かれた。主催は図書館九条の会。集会は武蔵大学社会学部教授で元NHKで映像ドキュメン […]

略奪文化財の返還を求める―侵略の歴史の清算を

4月21日(木)衆院第1議員会館の大会議室で日中国交正常化50周年企画として、「中国から略奪文化財の返還を求める緊急集会が」開かれた。主催は中国文化財返還運動を進める会。 本集会に先だち4月11日に衆議院第2議員会館で記 […]

略奪文化財の原状回復を求める

ラジオを聞いていて、植民地から略奪された美術品を返却するニュースを流していた。ネットで確認してみると、朝日新聞で以下の記事を見つけた。 仏の略奪美術品、ベナンに返却へ 植民地支配の「戦利品」、像・玉座など26点(朝日新聞 […]