レポート Archive

高知における市民たちの平和のとりくみを訪ねて

きっかけは、昨年暮れの731部隊犠牲者遺族を支える会例会後の二次会での、酔っ払い同士のちょっとした提案だった。そろそろ何か我々の会としても調査活動みたいなことが必要ではないか。中国に行くほどの元気も時間も情報も、今のとこ […]

7.7日中戦争80年。国会前で不戦を誓う市民集会を開催

2017年は日中戦争開始から80年に当たる。日本が中国に対して侵略戦争を始めた7月7日に「二度と戦争をしない」と誓う必要がある、と考えて市民たちが「日中戦争80年市民フォーラム」をつくり、当時の陸軍跡地でもある国会議事堂 […]

日米合同委員会の密約が立憲主義を破壊している!

6月4日文京区民センターに於いて「砂川事件裁判再審開始を!伊達判決記念58周年集会」が開かれた。主催は伊達判決を生かす会。伊達判決とは、1955年から米軍立川基地の拡張に反対してたたかわれた砂川闘争のなかで、基地内に数m […]

吉見裁判不当判決の背後にあるもの-反知性主義という危うさ

吉見裁判は国会議員(当時「日本維新の会」に所属していた桜内文城)が公の場で、吉見義明氏の著作を「捏造」だと発言した、それが名誉毀損であるとして争った裁判だ。 2016年1月の東京地裁、同年12月には東京高裁において「捏造 […]

古関彰一 憲法誕生の講演会-「笑顔のファシズム」がやってくる

5月3日、東京・下北沢で古関彰一さんの憲法誕生の講演会が行われました。 主催は「リベラル日本研究会」によるもので、憲法記念日でもあったことから会場は参加者で一杯に。 これに先立つ4月半ば、古関彰一著『日本国憲法の誕生 増 […]

<トランプ登場後の世界>で考える-東アジアの中の沖縄/日本

4月22日(土)文京区民センターで今の沖縄と日本そして、米国の影響を含めた東アジアの状況を考えるシンポジウムが開かれた。この集会は、サンフランシスコ講和条約発効から61年目の2013年4月28日を当時の安倍政権が「主権回 […]

第3回むさしの平和のための戦争展報告〜異なる声が重なる場について〜

 「むさしの平和のための戦争展」は今回で3回目を数えた。1回目は2014年。「七三一部隊展」を中心に、医学・科学の加害責任について考えた。2回目の2015年は、日韓国交正常化から50年目ということで、「韓国・朝鮮人BC級 […]

沖縄=琉球を考える-沖縄・日本・米国の関係性を問う!

3月25日(土)に東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会が青山学院大学において、共通テーマ「沖縄問題は何か~沖縄(琉球)・日本(本土)・米国の関係性を問う!」で公開シンポジウムをおこなった。木村朗(鹿児島大学)氏の司会で鳩山 […]

53年前の米軍機事故を追想し、現在のオスプレイに恐怖する

町田の商店街に米軍機が墜落して53年になる。 1964年4月5日、米軍機は当時の国鉄原町田駅(現JR町田駅)近くの商店街に墜落。生後9カ月の乳児を含む4人が死亡し、32人が重軽傷を負う大惨事となった。 町田市で発生した米 […]

詩を読んで人々が結びついた時代-追悼道場親信

友人から「道場さんの集会があるから行こう」と電話があったのは秋の深まった頃だった。そこではじめて道場親信さんが亡くなったことを知った(正確には集会ではなく、不思議なギャラリーの展示なのだが…)。 友人とでかけたのは東急多 […]