戦時中 Archive

佐高信講演―反戦川柳人鶴彬の突き抜けたセンスを探る

7月16日(日)文京シビックセンター・シルバーホールにて 「反戦川柳人鶴彬と現在」が開催され、映画『鶴彬 こころの軌跡』(神山征二郎監督 2009年)の上映と佐高信さんの講演が「『反戦川柳人鶴彬の獄死』を出版して」と題し […]

天皇のインドネシア訪問と「ロームシャ」と…

徳仁天皇と雅子皇后は国際親善を目的として6月17日から23日までのインドネシアを訪問した。当然ながら天皇の外国訪問は日本国憲法第7条の定めるところの『国事に関する行為』に該当せず、憲法違反なのだが、これまでの政府が公的な […]

兵士たちの心的障害・戦争被害の責任を問う―日本軍、そして自衛隊

5月10日(火)午後、参議院会館でアジア・太平洋戦争でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を負った旧日本兵の家族らが主催するシンポジウムが開催された。主催者である「PTSDの復員日本兵と暮らした家族が語り合う会」の黒井秋夫 […]

歴史は消せない-飯田市平和祈念館の731部隊展示をめぐって

2022年5月、長野県飯田市に平和祈念館がオープンした。しかし市民から祈念館に寄せられた戦争の遺品や証言のうち、県内出身の元731部による「証言パネル」等の展示が拒まれていると、信濃毎日新聞などが報じた。 731部隊の展 […]

東京大空襲から78年。見えない「平和祈念館」を視る 

3月はなにかと心が落ち着かない月となった。3月といえば桜も咲こうかという年度末であり、新年度の準備で忙しい人がいるのは当然なのだが、記憶としては東日本大震災の3.11があり、郷里が福島なので当時の何とも言えない不安感がし […]

3.1朝鮮独立運動をあらためて考える

3月1日(水)午後6時から新宿西口で3.1朝鮮独立運動104周年キャンドル行動が行われた。2019年の3.1朝鮮独立運動の100周年集会が開催されて以来、毎年開催されている行動だ。宣伝カーの上でなりぞうさんが唄い、さらに […]

強制労働(徴用工)被害者を踏みにじる日韓政府

2023年3月6日、韓国政府は韓国で強制労働(元徴用工)をめぐる訴訟について、日本企業が命じられた賠償金を韓国の財団が肩代わりするという「解決策」を発表した。 この強制労働(徴用工)裁判については1990年代に日本の大阪 […]

尹東柱の生まれた場と時を考え、朝鮮移民の暮らしを振り返る

2月19日に「公開講演会 詩人尹東柱とともに・2023」がオンラインで開催された。植民地下の朝鮮から立教大学に留学し、短いながらも学生生活を過ごした詩人尹東柱(ユン・ドンジュ)は韓国で国民的詩人としてよく知られている。 […]

沖縄の「命どう宝」という言葉。その意識が大切

10月13日に「沖縄のいま、そして…」と題した集会が参議院議員の伊波洋一さんと元岩波書店社長の岡本 厚さん迎えてエデュカス東京で開かれた。主催は沖縄戦の史実歪曲を許さず沖縄の真実を広める首都圏の会。 大江健三郎『沖縄ノー […]

天気予報がなくなった…「戦争と気象」を語る

戦争の惨禍を展示と講演や映画で伝える「平和のつどい2022in牛久」が9月17~24日、茨城県牛久市柏田町の市中央生涯学習センターで開かれた。 映画は、旧日本軍が建設した泰緬鉄道にまつわるドキュメンタリー「クワイ河に虹を […]